小樽の街に、桜前線がようやく到着した。
市内の桜開花の標本木と目されている小樽警察署(富岡1)の前庭にあるソメイヨシノが、4月30日(月)に開花を迎えた。
4月末になり、小樽の最高気温は20℃を超える日が続いた。GW入りの28日から29日、30日と3日間連続で、最高気温は20℃を超えた。28日と29日は20.5℃で、30日には24℃を記録した。30日は、快晴の穏やかな春の日差しが降り注ぎ、半袖姿で歩く人も多く見られた。
最高気温の上昇とともに、日中の平均気温の上昇が続いたことで、30日(月)の暖かい春の陽気が、小樽に桜前線の到着を告げた。東京から1ヶ月遅れで、淡いピンクの花が、北国小樽の街に、本格的な桜の季節を運んできた。
小樽警察署の前庭に植えてある4本のソメイヨシノの1本が、暖かさに誘われ、2012年の開花を告げている。桜の木の全体は、まだ蕾となっているが、連日の暖かさで、この蕾が大きくふくらんでいる。
GW後半の今週末には、市内の桜は見頃を迎えることになりそうだ。市内には、手宮公園・緑化植物園・長橋なえぼ公園・小樽公園・水天宮・花園橋・南小樽駅・平磯公園・朝里宏楽園など、多くの桜名所が点在しており、これから順次、満開を迎えることになり、花見客が繰り出す。
桜前線の到着で、桜とともに、これから市内は、一斉に花と緑の季節に替わり、市民も自然豊かな野外での遊びに興じることになる。
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