小樽市主催の第1回「ポイ捨て防止!街をきれいにし隊」が、4月14日(土)11:00〜12:00、市内中心地で実施され、約300人の市民たちが、同隊オリジナルの黄色のジャケットを着て活動に参加した。
市は、「北海道空き缶等の散乱の防止に関する条例」に基づき、2006(平成18)年6月に市民ボランティアによる「ポイ捨て防止!街をきれいにし隊」を結成。道と連携しながら、市内の団体や事業者、児童などと協働して啓発・清掃活動を続けている。
この日の活動は、本年度の第1回目ということもあり、市民ボランティアをはじめ、ドックエンジェル、おたる緑のまちづくりの会、北照高校や商業高校生、小樽商科大学の学生など約300人が参加した。
中松義治市長も、「街をきれいにし隊」と書かれた黄色のジャケットを着て、市民とともに活動。市長は、開会式で、「多くの観光客が小樽に来てもらい、街を綺麗にし、気持ち良く散策してもらいたい。今日は、多くの参加者に感謝する」と挨拶した。
参加者たちは、市内中心地を4つのエリアに分かれて、それぞれゴミを拾い集めた。タバコの吸い殻や空き缶など、大量のゴミを収集。小樽雪あかりの路実行委員会も参加し、メイン会場の手宮線や運河会場で手分けして、イベントで使用したロウソクなどを回収した。
参加した小樽商大4年生の中田浩紀君は「初めて参加して楽しかった。雪あかりの路会場のゴミが出てきたのが、輝かしいお祭りの後には、ゴミがあるのだと思った。ゴミに対し配慮があると、ゴミが少なくなるかと思う。この活動を知る機会があると、もっと多くの人が参加できると思う」と話し、清掃活動に励んでいた。
市では、今後、5回程度の活動を予定している。
◎小樽市:ポイ捨て防止!街をきれいにし隊