小樽建築塗装技能士会(木村嘉広会長)は、春休みを利用して3月31日(土)と4月1日(日)の9:00〜16:00、小樽市立幸小学校(幸4・仲倉優校長)で、塗装技能士23名よる塗装ボランティアを行った。
同会は、塗装技能士の国家資格を持つ塗装業界のプロ集団である。20年前から清掃ボランティアを始め、その後、自分達の技術を活かしたものに変えようと、塗装ボランティア活動を始めた。
平成16年に産業会館2階ホールの壁面を塗装し、平成17年の潮見台小学校を始め、長橋小学校、塩谷小学校、緑小学校、幸小学校、西陵中学校と、毎年のようにボランティアを続けている。
幸小学校は、平成21年に、階段室の壁、1階階段ホールの壁及び中央廊下の天井・壁を塗装した。2回目の今回は、校舎西側の1階から3階までの各廊下及び階段の壁(794㎡)の塗装ボランティアを行った。
作業は、壁の傷や剥がれている箇所を予め穴埋めし、ペンキを塗らない部分をビニールですべて覆ってから始まった。アイボリー色のペンキ15kg入りを10缶用意し、手際よく塗っていく。廊下全体がみるみるうちに明るくなっていった。
木村会長は、「会員は、みんなそれぞれ会社が違うが、小樽市からの仕事をすることもあり、そのお返しをしようと考え、少しでも、教育関係へ還元したいと思い、集まり活動をしている」と話す。
同小では、新学期から、ピカピカの壁で、気持ち良いスタートができるようになった。