大正11年に小樽で生まれ創立90周年を迎え、地域と共に歩んできた小樽信用金庫(廣川建哉理事長・稲穂1)は、感謝を込めて、平成24年度の新入学児童へ交通安全標語入り自由帳950冊を寄附することになり、3月21日(水)10:00から小樽市教育委員会教育長室で、小樽信用金庫・下中博文常務理事より、上林猛教育長へ手渡された。
小樽信用金庫では、新入学児童へのお祝いと交通安全の願いを込めて、昭和47年より寄附を続けて、今年で41回目となる。
自由帳の袋には、小樽信用金職員が考えた「渡らない 横断歩道のないところ」と交通安全の標語が書かれている。
平成24年度の新入学児童数は、791名(2月1日現在)で、入学に合わせて各学校へ配布し、新入学児童へ渡される予定。
下中常務理事は「健やかな成長を願い、小樽市での人口減少に伴い、少子化が進み、それを食い止めたいという思いも込めている。子どもがいないと地域が冷えてしまう。、多くの子どもに、地域にもっと愛着をもってもらいたい」と話している。
同金庫では、90周年を記念して、3月19日(月)には、自動体外式除細動器(AED)2台と、CPR(心肺蘇生)訓練人形2体を、小樽市消防本部へ寄贈している。来月には、少年消防クラブへボールペンとマーカーセットを寄贈する予定。