春と秋の2シーズンの漁が出来ることで知られるシャコ漁。小樽では、銭函・高島・朝里などの前浜で、シャコ漁が盛んに行われる。秋シャコ漁が16日(日)から解禁となり、一晩入れた網を回収し浜茹でにした小樽の旬のシャコが、市内各市場の店頭に並び始めた。
南樽市場の能田鮮魚店では、18日(火)の朝に仕入れた約30kgのシャコが並べられていた。午前中には既に、その半分くらいが売れたという。「シャコは砂の中に入っているので、海が荒れた時にしか獲れない。味は、卵を持ったメスの方がコクがあり、オスはさっぱりしている。オスの足の下にひげが2本あるので、そこでオス・メスを見分けることが出来る。オス・メスの好みは人それぞれよ」という。
現在、獲れたてのシャコは、一皿7~9本で800円前後で売られている。秋のシャコ漁はこれから1ヶ月ぐらいがシーズンで、この短い時期だけに、小樽人はこのシャコの味を楽しめる。