2005年10月17日(月)10:30、小樽水族館(祝津3)の有料入館者数が2,000万人を突破した。
小樽水族館は、1958(昭和33)年の北海道博覧会で、海の会場としてオープンした。以来、47年間、入場者数を積み重ねてきたが、10月17日(月)10:30に、有料入館者数が2,000万人を超えた。
記念すべき2,000万人目の入館者となったのは、砂川高校3年生・土田裕美さん(17)。動画
土田さんは、学校の遠足で同館を訪れたもので、約170人の生徒の中からラッキーにも、記念すべき2,000万人目の有料入館者となった。
同水族館では、2,000万人達成の瞬間を待ちわび、くす球を割って2,000万人達成を祝った。2,000万人目となった入館者には、大きなアザラシのぬいぐるみが贈られた。山田小樽市長も駆けつけ、「遅いのか、早いのか分かりませんが、2,000万人達成出来てうれしく思います。当時は、小樽観光がこんなになる以前から、水族館は小樽観光のひとつの目玉としてやってきた。これからも、もっと多くの人が来てくれるように、館の魅力を増していきたい。お客さんのニーズ、求めてるものを研究して、新たな魅力を見つけていきたい。できるだけ早く小樽水族館を新しい建物にしたいなと思っています。期待していただきたい」と、喜びを語った。動画
2,000万人目となって、白い大きなアザラシのぬいぐるみを両手に抱えて、満面の笑みを浮かべた土田裕美さんは、「うれしい。自分が2,000万人目になるなんて思わなかった。後ろに並んでる人がと思ったから、ビックリしました」と、思わぬプレゼントに大喜びだった。
佐藤清一水族館長は、「大変ありがたい。幼稚園児、小学生、中学生、高校生、家族に来て頂いて感謝してます。2,000万人はありがたい、3,000万人を目指していきたい」と、今後の来館者に期待していた。