たるつく〜商大生と考える小樽まちづくりフォーラム


tarutsuku.jpg 小樽商科大学(緑3)の学生が、サークル活動や講義を通じて地域と関わる機会が ここ数年で、増えている。2月21日発売の粉雪チーズモンブランは、サークルKサンクスと商大の放送サークルたるもじゅと共同開発したデザートで、全道の190店舗で販売し、大変好評を得ている。しかし、活動が単発的であることなどから、学生と市民と行政の関係を深めるべく、3月3日(土)13:30〜17:00、小樽経済センター(稲穂2)4階ホールで、フォーラムを開催することになった。
 このフォーラムの目的は、次の学生に繋げるための問題点や多数参加するにはどう改善するか、調べた事例を参考にしながら、どう応用できるか、北海道工業大学・濱谷雅弘教授から、手稲の夏あかりについての話を聞き、別の活動の団体と交流を図り、その成果を今後の活動に還元し、地域の発展に寄与できるのかといった大きな目標に少しでも近づくこと。
 フォーラムは3部構成で、1部は学生の地域の事例報告。地域に繋げた活動をしている20団体に事前にアンケートを配り、結果を発表。2部は商大生の活動紹介とパネルディスカッション。ゲストの中松市長や商大山本学長を迎え、濱谷雅弘、中山仁史、福島慶介、石井宏一氏らをパネリストとして予定している。3部は学生と市民の小樽ワークショップ。こんな仕掛けがあればのびのびと活動できる、単発的だったりしないよいうに、安全な仕組みがあったら良いか、情報発信はどのようにされているか、市長、市民を交えて開く予定。
 大津教授は、「学生と地域の活動は、把握できていないところが多く、学生同士も把握していない。地域からは寛大で、現実的な対応も議論したい。また、事故は起きていないが、未然に防ぐとういうことにも繋げたい」と話す。
 同大商学部社会情報科の北嶋乃笛さんは、「小樽に住んでいるので、小樽しか知らない。市外での活動を聞き、小樽の違った視点を知り、活かしたい。外からの目を吸収して新たな風を巻き起こしたい」と意気込みを話した。
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