小樽市内の外国人留学生と交流する「ウェルカムパーティー」が、サンモール商店街のアーケード内(稲穂1)で、10月15日(土)14:00から開かれた。
この交流会は3年ぶりに開かれ、OTARUワールドフレンズ・ウェルカムパーティー実行委員会(砂川孝輔代表)が、市内大学生らと企画し、小樽に初めて来た外国人留学生と小樽市民の交流を深め、地域の国際化を進めることを目指している。
会場となったアーケード内には、スタッフや大学生、子供から老人まで様々な人が集まった。ニュージーランド、アメリカ、ドイツ、イギリス、中国、韓国、メキシコなどの留学生らとジュースで乾杯。ゲーム、合唱など、賑やかに談笑して思わぬ異文化交流の輪が広がった。
砂川代表は、「世界に一つだけの花という曲の歌詞『一人一人違う種』のように、国境は違うけれど、みんな仲間になって楽しめるように、スタッフ一同、精一杯準備しました」と、会場内を飛び回っていた。
会場には約50名を超える人が集まり、互いに身振り手振りでコミュニケーションを取り、片言の日本語や外国語が飛び交い、小樽の街中での民間国際交流の輪が広がった。
参加したニュージーランドの留学生ヨハンナ・レッシュさん(21)は、「小樽のご飯がおいしい。シーフード、寿司、焼肉が好き」
札幌の大学生・松山優さん(22)は、「うまく話すことが出来ないなぁ。コミュニケーション取るのは難しい」と、即席の交流に四苦八苦の様子だった。