冬型の気圧配置が続き、連日の真冬日となり厳しい寒さが続く中、2012年度大学入試センター試験が、1月14日(土)・15日(日)の2日間の日程で、全国709会場で始まった。
道内は25会場。後志管内の会場は、小樽商科大学(緑3)で行われた。
小樽商大での志願者数は、昨年同様642名(男377名・女265名)となり、道内では1万9,722人。全国の志願者は、55万5,537人(男316,957人・女238,580人)と、前年度55万8,984人より3,447人(0.6%減)少ない。
会場に向かう交通機関は、JRが2、3分の遅れが出たものの、バスは通常通りに運行されていた。受験者は、早めに会場へと向い、父母などの見送りの車で来る姿も見られた。校門周辺で待機していた担当教諭は、受験生に励ましの言葉をかけていた。
「8:30より試験会場を開けるが、それ以前に早く来た受験生のために大学会館を解放し、待機場所としている」と大学関係者。
第1試験室(104講義室)では、9:30より、「地理歴史・公民」試験の開始前に、係より受験上の説明や携帯電話等の注意事項を伝えた。
14日(土)は、地理歴史・公民、国語、外国語、英語(リスニング)、18:10終了
15日(日)は、理科、数学、15:50終了
雪が激しく降る中、地獄坂を登り試験会場へと向う潮陵高校3年の上口君は「緊張している。体調もあまり良くないが、全力を尽くして頑張りたい」。松永君は「昨日は緊張していたが、今日は少し落ち着いた。満点狙って頑張りたい」と力が入っていた。
◎大学入試センター