小樽商工会議所(鎌田 力会頭)は、創立110周年を記念して、10月7日(金)15:00から小樽グランドホテルで、「創立110周年記念式典」を開催した。
小樽商工会議所は、1895(明治28)年12月2日、農商務大臣子爵榎本武揚より設立許可を受けて以来、明治、大正、昭和の様々な事象と試練を乗り越え、今年で110年を迎えた。
記念式典には、約180名の参加者が集まった。鎌田会頭は「当商工会議所は、明治・大正・昭和・平成に至る、この110年、経済恐慌、2度の大戦、戦後の混乱、石油ショック、バブル経済崩壊など多くの試練を経ながら、小樽の産業経済の振興発展のため、努力を重ねてまいりました。私どもは、この記念すべき年を迎え、改めて110年の歴史を振り返り、先人の築き上げた偉業と伝統を踏まえ、これからの新しい小樽の発展を目指して力強く行動を起こす契機とすべく、決意を新たにしております」と挨拶した。
16:00からは、「21世紀の小樽、そして、日本」をテーマに、(株)日立総合計画研究所の藤原作弥代表取締役社長を講師として、記念講演会が行われた。また、18:00からは祝賀会が行われ、市内の経済界を代表する参加者たちが、110年の歴史の重みを噛み締めながら懇談を重ねた。
同商工会議所は、創立110周年記念事業として小樽市に、「小樽商工会議所文庫」として200万円を寄付した。