今年の春から小樽市内水天宮の石段脇に新築工事されていた、高齢者用賃貸住宅「ウェルネス水天宮」が、10月11日(火)にオープンする。
小樽市内水天宮の坂(相生町4)を上った、高台に建つマンション「ウェルネス水天宮」は、RC造りの4階建で、全17室、南西向の高齢者対応型賃貸マンションとして、24時間体制で緊急時の対応、バリアフリー、医療機関との連携、専門の管理栄養士による食事完備などと設計されている。
1階には受付カウンター、管理事務所、食堂、厨房、介護浴室などの共有施設、1LDK(30.60平方メートル)と2LDK(48.735平方メートル)。2、3、4階には、2LDKが2戸と1LDKが3戸。延べ17戸3タイプと、共有施設が配置されている。2LDKは角部屋となり、西側と東側とに分かれている。
各部屋には、システムキッチン(IHヒーター)、収納、洗面台、トイレ、ユニットバス、照明(居間・居室除く)、暖房器(FFストーブ)、手摺、下駄箱、玄関ベンチなどが設置され、全室の窓からは天狗山が眺められ、日当たりも良好。
専門スタッフが24時間常駐、トイレ・浴室などに手摺が設置され、室内に危険な段差がない完全バリアフリー設計、食事とコミュニケーションのための共有食堂、廊下にも椅子、冷暖房設置など、高齢者に配慮した機能が付けられている。
賃貸費用は、タイプ別により値段は違うが、30日の食事付き、家賃、共益費、管理費など全部込みで、147,700円~173,700円までの3タイプ。それぞれ、敷金156,000円~234,000円が必要。
「高齢化が進む中で、色々な施設があるけれど、高い金額が第一の疑問にあった。そこで老人のためにと思い建設にあたった。費用の問題もあり、完全なものではないけれど、低コストでやるだけのことはやっている。これからもっともっと良くしていきたい」(吉田代表取締役)と語る。
詳しくは、0134-24-0200有限会社ケアポート(吉田)まで。