小樽市内北照高校の全生徒210人で、12日(月)13:00から、市内の清掃ボランティアが実施された。生徒たちは6班に分かれて、小樽駅前周辺、運河周辺、最上小学校周辺、からまつ公園、洗心橋、校舎下住宅地(団地)周辺の各小路などで、ゴミを拾い集めた。
毎年行なわれてる清掃ボランティアは、勤労の大切さとボランティア精神を学び、豊かな心を養うことを目的とされている。今年から、「観光の街として知られてる小樽をもっときれいにしたい」と、駅周辺や運河通りの清掃も始めた。生徒たちは、ゴミ袋や火バサミを持ち、ゴミを拾い集め、市内を歩き回った。
「授業より清掃してる方が楽しい」(1年A組・伊藤健太くん)、「少しでもきれいになればいいなぁ」(2年A組・宮北勝太くん)と、軍手を着用し、制服のズボンを捲り上げたり、ジャージに着替えたり、野球のユニフォーム姿などで、清掃活動に取り組んでいた。
鈴木瑞穂教諭は、「普段の授業や、学校生活では出来ない清掃活動によって、生徒とコミュニケーションが持てたり、授業では見ることが出来ない長所も知った。小学生に声をかけられて、生徒たちは、お兄さん・お姉さん気分になったりと、街に出たことで、いつもよりしっかりして、新鮮な気持ちになれたと思う」と、話していた。