市街を見下ろす小樽公園の一角にある｢裁判所｣が、現在、お色直し工事の真っ最中だ。
市民会館の隣にある、札幌地方裁判所小樽支部(花園5)の建物が、工事シートにすっぽり覆われ、外部からその姿を隠している。
これは、建物の老朽化に伴う大規模リニューアル工事が行われているため。建物の老朽化による外壁の落下防止や、屋上の一部の水漏れ･暖房の配管からの蒸気漏れ防止工事、自動ドアの設置など大規模修繕が進行中だ。札幌地裁が、約6,000万円の予算で、6月1日(水)から11月30日(水)まで行っているリニューアル工事。
正面玄関の自動ドアの設置は、高齢者や身体障害者など、来庁者の利便を図るために行なわれている。
リニューアル工事が終わる12月には、新たなお色直しした姿がお目見えする。お固いお役所の｢裁判所｣が、どこまで衣装を変えた姿を見せ、気の重い来所者を、どこまで微笑んで迎えることになるのだろうか。
