大型の台風14号は、9月8日(木)0:00に、小樽市内の南西約100kmを通過し、北東へ進んだ。台風の通過に伴い、7日(水)夜には、市街でも強い雨が降り、強風も吹き付けた。しかし、8日夜半過ぎに小樽市を通過した。
このため、札幌管区気象台は、8日(木)6:42に、大雨・洪水警報を注意報に、雷注意報を解除し、「暴風・波浪警報」「大雨・洪水・高潮注意報」を発表した。
9月8日11:09 大雨・高潮注意報が解除され、『波浪警報』・「強風・洪水注意報」が出されている。
9月8日14:29 後志北部の警報・注意報は、「強風・波浪注意報」だけとなった。
台風14号による大雨の峠は越え、8日朝のうちは、北西の風が急激に強まり、海は大しけとなる。暴風や高波に警戒を呼び掛けている。
この台風14号による小樽市内被害状況は、市の災害対策連絡室の発表によると、「9月8日午前9:00現在、小樽市内での被害の発生はありません」としている。また、1世帯2人が自主避難していたが、これは8日9:30に解除された。
昨年の同時期の台風で、大きな被害を受けた小樽市では、被害の発生が無かったことで、余計な予算支出なしで終わったことに、市の関係者も胸をなで下ろしている。