大型の台風14号が九州を縦断し、日本海を北上、北海道に接近中で、7日(水)の小樽市内は、朝から荒れた天候となり、防災機関では厳戒体制に入った。
台風14号の接近の市内では、7日(水)朝から、強い雨混じりの強風が吹き荒れている。札幌管区気象台では、この台風の影響で、7日(水)夜から8日(木)にかけて、市内も大荒れになるとの気象情報を発表している。
小樽市では、昨年9月8日(水)に台風18号が直撃。強風が吹き荒れて、市内では家屋や倒木など多数の被害が出た。今年の台風14号は、時期もコースも昨年の18号と同じ経過を辿っており、小樽市などにも直撃の恐れが出ている。
小樽市役所では、この台風に対する情報収集・連絡調整のため、「台風14号災害対策連絡室」(室長・山田厚総務部長)を設置した。また、市役所ホームページで、「台風14号に関する注意」をアップした。7日(水)正午からは、「台風14号による小樽市内被害状況について」を、3時間毎(15:00と18:00)の発表をアップし始めた。正午には、「9月7日(水)正午現在の小樽市内では、被害は発生してない」と発表した。
札幌管区気象台では、9月7日(水)7:47に、小樽市など後志北部に、「大雨・強風・波浪・洪水注意報」を発表。この注意報は、7日(水)夜遅くから8日(木)にかけ、「大雨・強風・波浪・洪水警報」に切り替わる可能性があるとして、土砂災害や低地浸水、河川の氾濫、突風、高波に注意を呼び掛けている。