小樽市や札幌市、函館市、苫小牧市など北海道南地区の南北海道代表・駒大苫小牧が、8月20(土)13:00から行われた、夏の甲子園・第87回全国高校野球選手権大会の決勝戦で、京都外大西を5-3で下し、史上6校目、 57年ぶりとなる夏、2連覇の偉業を成し遂げた。
試合は、1回表に1点を先制されたが、1回裏に1点を返し同点に。5回と6回にも1点ずつを加えたが、7回表に2点を入れられ3-3の同点に追いつかれた。しかし、7回裏にきちっと2点を入れ返し5-3として、8、9回を0点に抑えて、勝ちきった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
京都外大西 |
1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 |
駒大苫小牧 |
1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 0 | × | 5 |
夢・夢・夢の実現を果たした瞬間、選手たちは「やった!」「やった!」と互いに抱き合って喜びを爆発させた。
57年ぶりの夏連覇を果たした、香田誉士史監督は「こういう結果になってうれしい。昨年の優勝から優勝旗を返しにいこうと甲子園に来て、こういう戦いが出来てうれしく思う。いつものようにドキドキして見守ることしか出来なかったが、選手たちの頑張りにありがとうと言いたい。」
林裕也キャプテン(3年)は「1年間頑張ってきて良かった。甲子園で2回も優勝出来てうれしい気持ちしかない。大勢のお客さんが応援してくれて頂き、感謝の気持ちでいっぱいです」と、感激の中で謙虚な気持ちを溢れさせていた。
日本中の野球チームが56年かかって出来なかったことを、北国の雪の上での練習で、史上6校目、1947・48年の福岡の小倉(小倉中)以来、 57年ぶりとなる夏大会2連覇の輝く金字塔を打ち立て た。