新盆の故人たちを追悼する第18回高島漁港納涼花火大会が 、8月14日(日)20:00から小樽市高島漁港で行われた。
高島漁港に詰め掛けた市民で、ふ頭は満杯になった。3,200発の花火が、高島地区ゆかりの故人たちを偲んで勢い良く打ち上げられた。
漁港の中に次々と投げ入れられる水中花火が、海面で美しい扇型を描き見事な光景を見せる。
恋人たちの願いが叶う、高島恋火が夜空に大輪の華を咲かせる。海上に鳴り響く爆発音が辺りにこだまする。ふ頭を埋めた観客からは大きな歓声と拍手が起きる。
約200mのナイアガラを背景に、くっきりと浮かぶ弁天富士が、暗い漁港を昼間のように明るく照らす。
夜空を焦がす花火や海上で破裂する水中花火に、観客から思わず「きれい!」「素晴らしい!」「なまらきれい!」との声が、次々と上がっていた。
お盆の高島地区の最大のイベントの大花火大会は、おりからの暑さを吹き飛ばすように、3,200発が海と夜空に砕け散った。お盆が過ぎると、北の街小樽の短い夏が終わり、急速に秋色を増していく。