「原爆パネル展」に足を止める市民!


A-bomb.jpg 広島・長崎に原子爆弾が投下され、一瞬にして多くの市民の犠牲を強いた被爆から60年。広島・長崎を始め、日本各地でもこの戦争の惨禍を見つめ直す様々な行事が行われている。
 小樽市内でも、広島・長崎の惨禍を踏まえ、市民団体の手で、平和への願いを込めた灯ろう流しや、学習会などの集会も開かれた。
 この中で、原爆の惨禍を示すパネル展が、小樽市役所の本館と別館を繋ぐ渡り廊下で開かれている。
 8月4日から10日まで開かれている「原爆パネル展」には、被爆当時の広島の惨状を伝える写真パネル27点が展示されている。
 原爆ドームや市内の惨状。被爆した母親が赤ん坊に乳を含ませる姿が、当時をありありと語り胸に響く。
 小さなパネル展示だが、庁舎を訪れた市民も足を止め、思わず広島の惨状に見入っていた。