巡視船艇と航空機の一大スペクタクル!一管本部の総合訓練!

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 白波を蹴立てて疾駆する巡視船艇。空を飛び交うヘリコプターや航空機の轟音。約1200人の体験航海参加者で満員の巡視船「つがる」からあがる歓声と拍手。
 2005(平成17)年度の第一管区海上保安本部の総合訓練が7月23日(土)・24日(日)の2日間の日程で行われている。 23日(土)13:30から行われてた総合訓練には、インターネットやハガキで申し込んだ体験航海の参加者1200人がビッシリと甲板を埋めた。気持ち良い快晴下の小樽港沖の石狩湾での訓練の様子を見守った。船上ではミス小樽などの一日船長任命式や海上保安部のマスコットのうみまる君が愛嬌を振りまく。
 海上には巡視船艇が隊列を組んで、全速力で駆け抜ける。火災が発生した貨物船への消火活動や海中転落者をヘリコプターで吊り上げて救助する機動救難士や潜水士の活躍。銃を発砲しながら逃げるドクロマークの密輸船を追いつめる巡視船艇や航空機。迫力ある様々な訓練が繰り広げられ、大きな歓声と拍手が上がった。最後は巡視艇から高く吹き上げられたカラー放水で小樽港がかすんで見えた。
 「海猿より格好いい。2回目だけど、初めての人を連れて来て喜んでもらえたので、いいものを見せてもらえた。」「テレビで見たことがあったけど、今回、生で見て迫力があってすごかった。」「大変な仕事なのに、すごく訓練されている様子が見てとれた。ドクロの船にはビックリした。外国の船が来る小樽港でこのような訓練が見られてとても良かった。」と参加者は感激の面持ちだった。