昨年9月の台風被害の修復を終えた、小樽市鰊御殿(祝津3)が、7月16日(土)から復活オープンした。初のライトアップも行われ、夜空に鰊御殿の堂々たる姿が浮かび上がった。
16日(土)10:00から鰊御殿前広場で、復活を祝うオープニングセレモニーが行われた。山田勝麿市長は、「あの台風の大被害から約5,500万円をかけ、3カ月で修復が出来た。祝津の名所である鰊御殿が、これからも市民や観光客に沢山来て頂きたい」と挨拶。樽酒「鰊御殿」を鏡割しオープンした。
修復を行った鰊御殿の200畳数の広間では、祝津小学校生徒によるソーラン節や忍路鰊場の会による「漁撈の唄」の実演があり、集まった人からは盛んな拍手が送られていた。
16日(土)から18日(月)までの3連休期間には、三平汁の無料サービスもあり、開館式参加者や一般客らもこの三平汁に舌鼓を打っていた。19:30からは、鰊御殿を夜空に浮かび上がらせるライトアップも行われた。堂々としたかつての御殿の姿が、祝津の夜空の下に浮かび、見事な光景が演出された。ライトアップは7月16日(土)から24日(日)まで。
◎「小樽市鰊御殿復活祭in祝津」協賛内容(7月16日~24日)