丸井今井小樽店の10月閉店が既成事実となった中で、これまで市を中心に「営業存続」を求めていた連絡会議が、7月11日(月)17:00から会議を開き、「閉店対策」を巡って鳩首協議を行った。
11日の会議は、「第4回丸井今井小樽店の営業存続に向けた連絡会議」として設定されたが、「営業存続」が不可能となったため、急遽、「第1回丸井今井小樽店の閉店対策連絡会議」と名称を変更して行われた。
これは、丸井今井本社の小樽店10月閉店の意向が覆らないことから、「営業存続」から「閉店対策」へと大きく舵を切ったことを示している。
小樽市、北海道、小樽商工会議所、小樽商店街振興組合連合会、サンモール一番街商店街、中小企業家同友会しりべし小樽支部の6者で作られた「第1回丸井今井小樽店閉店対策連絡会議」は、11日17:00から市役所で開かれ、これまでの状況確認と今後の対策について話し合った。
この中で、今後は閉店対策の取組みを効果的に進めるために、3つの対策班を設置し、小樽開発(株)対策、雇用・取引先対策、商店街対策に当てることにした。
しかし、閉店後のテナント探し等は難航が予想され、「連絡会議」には、ますます重い課題がのし掛かることになった。