作家・伊藤整の生誕100年を記念して、6月18日(土)・19日(日)の2日間、整の母校、小樽商大の図書館と教室で、企画展・シンポジウムが開かれている。
整の母校・小樽商科大学(緑3)は、市立小樽文学館の特別展「伊藤整展」に合わせ、18日(土)・19日(日)の2日間、付属図書館と教室を使用して開催する、企画展「小樽高商時代とチャタレイ裁判」と「よみがえれ伊藤整」の講演会とシンポジウム。
整の高商時代を彷彿とさせる貴重な展示品の数々と、チャタレイ裁判関係の展示が、18日・19日の2日間、付属図書館2階の自習室に並べられている。
約170人の参加者で埋まった同大3号館210番教室では、18日(土)午後1:00より、記念講演会「伊藤整文学の原/幻想」が開かれた。19日(日)は、午後1:00よりシンポジウム「伊藤整の戦後とチャタレイ裁判」が開かれる。
生誕100年を迎え、18日・19日の2日間は、伊藤整への熱い想いが、小樽商大に渦巻いている。市立文学館(色内1)では、同館が総力を挙げて取組んでいる特別展「伊藤整展」が、6月18日(土)から8月28日(日)まで開かれ、街と大学構内に伊藤整が蘇っている。
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