小樽市が平成13年から3ヵ年をかけて、朝里川温泉の望洋シャンツェ隣りに建設していた、小樽市望洋サッカー・ラグビー場が完成し、6月5日(日)9:00から落成記念式典が行われた。
総事業費12億5,000万円をかけた施設は、100m×150mの芝のコート2面とクレーコート1面の計3面のサッカー・ラグビーのグランドが30,000平方メートルに並ぶ。芝のコートの地下には、水位調節貯水型土壌システムが採用されている。これは、降雨や散水の水を一時的に貯水し、必要な水分を毛細管現象で有効かつ効果的に供給するシステム。このため、手入れの良い青々としたふかふかの芝が広がり、巨費をかけた仕上がりになっている。
6月5日(日)9:00からの落成記念式典は、緑の芝の上を赤と黒の派手な衣装で舞う、小樽小僧会のヨサコイソーランのオープニングで始まった。小樽市長、市議会議長はじめ市関係者、北海道や小樽地区のサッカー協会長、北海道と小樽市のラグビーフットボール協会長らのスポーツ関係者が一同に顔を揃えた。
サッカー・ラグビーの少年代表を加えて、市長ら関係者の手でテープカットの後、選手代表者による始球式を行ない、小樽市望洋サッカー・ラグビー場がオープンした。
利用期間は、6月上旬から10月末日までで、芝コートが半日(5,600円・高校生以下半額)か、1日(11,200円・高校生以下半額)単位での利用料がかかる。詳細は、以下のチラシ参照。