新緑の山々から滔々と流れ込む雪解け水。小樽の水道水を賄う水がめの奥沢水源地には、見事な枝ぶりで、満開時には一幅の絵を想わせるエゾヤマザクラがある。
今年は大雪の影響で開花は遅れたが、5月21日(土)には絶景を見せる満開となった。
雪解け水が轟々と流れる勝納川越しに、水源地と周囲の新緑を背景に映える桜は、太陽の光を浴びて輝きを増している。穴滝へのハイキング帰りの人も、この桜を眺めるベンチ前で、どこよりも贅沢なお茶の時間を楽しんでいた。
奥沢水源地には、国道5号線の奥沢十字街から山側に曲がり、道道393号線を辿り、天神十字街をさらに直進して突き当たりまで行き、右へ大きなカーブを切ると、左手に水源地が見えてくる。
道路脇にはトイレも完備されており、そのトイレの先の川越しに見える場所からが、この”水源桜”の絶好の眺望地点となる。
満開となった”水源桜”を写真と動画でどうぞ! 動画1 動画2