(株)北一硝子(浅原健藏社長)が発行している、投稿冊子の『洋燈の素描』が、創刊25年を迎えた。
『洋燈(らんぷ)の素描』は、A5版の小冊子ながら、25年間、毎年1冊ずつ発刊されてきた。硝子、灯、らんぷ、あかり、陽等をテーマにした投稿冊子で、形式は自由で、上手・下手を問わずに掲載するという。
これまで、エッセイ、童話、小説から、詩、短歌、俳句集等、様々なジャンルでの応募があり、それを逐一掲載した冊子。25年のうちには、創刊号から応募している人や、常連さんたちも次第に増え、紙面を賑わしてきた。
創刊25年の「第25号暖かな心に灯る優しいあかり」が、5月に発刊された。今年は、61人からの89作品を掲載し、道内33名、道外28名の投稿者たちの素直な感性で書かれた作品が並ぶ。
編集にあたった北山洋史さんは、「投稿された原稿には、素朴な暖かさが伝わってくるものばかりで、そのまま掲載している。旅の思い出やテーマ別の投稿が多く、投稿者同士が紹介しあい、グループや団体などでのコミュニケーションツールとしての機能も果たしている。次回の第26号の原稿も現在募集中で、これからも投稿者とのコミュニケーションを大切にしていきたい」と語る。
定価は578円で、北一硝子各店の店頭で発売中。
問合せ:株式会社北一硝子 広報課 北山洋史 0134-24-6101