4月19日(火)12:00、小樽市の積雪はついにゼロを記録。積雪無しとなり、長い冬を抜け、小樽にもやっと本格的な春が到来した。
快晴の春模様となった19日(火)は、太陽が昇るとともに気温も上昇した。9:00には積雪3cm、気温5.4℃。10:00に積雪2cm、気温5.7℃。11:00に積雪1cm、気温6.8℃となった。そして、ついに正午12:00に積雪無し、気温7.6℃となり、積雪ゼロ日を記録した。
これは、小樽市勝納町にある札幌気象台の小樽特別地域気象観測所の記録。積雪の深さを測る超音波式積雪計が、4月19日(火)12:00に積雪無しのデータを記録したもの。
小樽市の積雪の平年値は、90年代までは4月4日で、98年は4月5日となっている。2004年度は4月4日で積雪2cm、4月5日で積雪無しとなっていた。平年値や昨年値と較べても、2週間遅れの積雪ゼロとなった。
これは、今シーズンの小樽が、大雪に見舞われたことが響いている。雪解けで、市内の道路からも雪が消え、フキノトウなどの新しい芽が、すくすくと頭を出している。市内は積雪ゼロとともに、本格的な春の訪れとなる。