今週末の4月23日(土)から始まる天狗山ロープウェイ(最上2)の、夏期運行を前に、18日(月)14:00から、不測の事故を想定した合同救助訓練が実施された。
「天狗山ロープウェイ合同救助訓練」は、観光シーズン幕開けとなるゴールデンウィーク前に、運行を開始する同ロープウェイが毎年行っている訓練。
「乗客3名を乗せたロープウェイゴンドラが、山麓停留所から約70m、地上高約13m地点で運行不能となり、救助要請を受けた消防署救助隊員が、ロープ登はんによりゴンドラ内部に進入、ゴンドラに設置されている避難器具の緩降機により、乗客を救出した後、救助隊員が降下脱出するもの。」
小樽市消防本部の車両3台と10名の職員、中央バス観光商事(株)の職員14名によって行われた。
ゴンドラが停止すると、地上からロープが投げられ、このロープを伝って、救助隊員が、スルスルとゴンドラ内部に入る。ゴンドラの底部が開けられ、乗客3人が次々と避難し、無事訓練を終えた。
天狗山は、小樽の重要眺望地点に指定され、市街から石狩湾、対岸の増毛連山や積丹半島も一望出来る絶景を誇る。冬はスキー場として知られているが、新緑から紅葉にかけてのシーズンも、自然豊かな散策コースに人気がある。
天狗山ロープウェイの夏期運行は、4月23日(土)から。
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