標高190m、小樽市街と石狩湾を一望する眺望地点の旭展望台へのゲートが開かれ、4月8日(金)10:00から通行可能となった。
今年は大雪の影響で、除雪した道路の両側には、まだ雪の壁が並び、例年とは異なった光景が見られる。特に展望台下の広場から、展望台への道は、除雪した一本道が雪の壁の中に開かれている。
8日(金)の小樽の天候は、冬に逆戻りの肌寒さで、雪まじりの冷たい雨が降り続き、強風も吹きつけた。札幌管区気象台では、8日05:11に「強風、波浪、雪崩注意報」を出し、引き続き、9日朝の内にかけ、北又は北西の風が強く、海上で最大18m、陸上14m、波4m。突風や高波、雪崩に注意を呼び掛けた。
このため、旭展望台のゲートがオープンしたものの、訪れる人もなく、雪やみぞれまじりの雨の中、展望台も閑散としていた。
今週末には訪れる人も増えるとみられるが、例年と違った雪景色の中の旭展望台も、なかなか風情がある。
なお、8日には天狗山観光道路もオープンし、市の観光施設も次々と冬眠から目覚めることになる。一昨年、昨年の記事と較べて、観光シーズン幕開けの日をご確認下さい。