動 画"> 動 画"> 残念!アザラシの赤ちゃん、わずか3日の命! <A HREF="../koho/aqua/goma/MOV00002.MPG"><FONT COLOR="#FF0000"><B>動 画</B></FONT></A>

残念!アザラシの赤ちゃん、わずか3日の命! 動 画

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DSC00029.jpg 母親アザラシに見捨てられ、飼育員の手で懸命の保育が行われていた、おたる水族館(祝津3)のゴマフアザラシの赤ちゃんは、わずか3日の命で、4月6日(水)20:00に死亡した。
 柔らかな産毛に包まれ、可愛いつぶらな瞳で辺りを見回していた赤ちゃんアザラシは、4月4日(月)14:55に誕生した。しかし、母親にオッパイをもらえず見捨てられていた。このため、水族館飼育部では、人工保育による飼育に切り替え、懸命の作業を重ねていた。
 「ミルクも飲み始め、うまくいっていたが、栄養分が足らず、昏睡状態が多くなり、見ている間に体温が急激に上昇し、42℃まで上がった。このため、血糖値を上げ、体温を下げる努力をしたが、急激にケイレンを起こして死亡した。アザラシの赤ちゃんの飼育は難しく10頭中でも1、2頭の成功率しかない。夜遅くまで面倒を見たが残念だった」(川尻孝朗飼育課長)と話す。
 赤ちゃんアザラシの天に昇るまでの想い?!<以下は当サイトの創作です>
DSC00026.jpg 「それでもボクは小樽の水族館で生まれ、小樽の海のにおいをかげて、この世に生まれただけでも良かったな。だって母さんがボクの面倒を見てくれず、放り出されてしまって、生まれたばかりでオッパイも飲めず、どうしたら良いか全く分からず本当に心細かったんだよ。だけど飼育員の皆さんが、代わる代わる親切にしてくれたんだよ。いい人たちに面倒を見てもらって幸せだったな!もちろん、もっともっと長生き出来て、こんなに優しい飼育員の人たちに囲まれて、伸び伸び泳いでみんなにも会いたかったさ。でもボクらアザラシの子を、人の手で育てるのは本当に難しいんだって。だから運がなかったんだとあきらめることにしたよ。この世のにおいをかいだだけでの人生だったが、ボクの写真を撮ってくれて、インターネットというもので全世界にボクを配信してくれたんだ。本当にすごいことだよ。ボクが生まれた証しを残してくれたんだよ。ボクは死んだ後火葬にされるらしいが、皆さん本当にありがとう。ママもきっといろいろとストレスが溜まって大変だったからだと思うんだ。だから、皆さんはママを責めないでね。おたる水族館には、他にもアザラシが沢山いるから、きっとみんな見に来てね。それじゃ、さようなら!」

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