2月の3連休に入った11日(金)から、冬の小樽を代表するイベント「小樽雪あかりの路7」が開幕した。
メイン会場となっている運河会場と手宮線会場には、-8℃を超える冷気の中、多くの市民や観光客が集まった。
小樽運河浅草橋街園で行われた、オープニングセレモニーで点灯されると、一斉に揺れる柔らかな灯りが、辺りを輝かせ始めた。
各会場では、自分の想いを綴ったメッセージキャンドルが、降り積もった雪の上に置かれていく。今年は7回目の開催となって、国際色も豊かになり、外国語があちこちで飛び交う。柔らかなロウソクの灯りで、メッセージキャンドルの文字が、一層はっきりと読み取れる。
小樽運河の浮き玉キャンドル、キャンドルロードとなった散策路、手宮線がくっきり浮かぶスノートンネルの灯り。見物客の「きれい、本当にきれいね!」と、歓声があちこちで挙がる。
市内各所でも、商店街・町内会、学校、駅、公園などで、それぞれの「あかりの路」も演出された。小樽の街は、2月11日から20日の10日間、各所で心のこもったキャンドル群が、優しく来場者を迎えてくれる。