小樽第3埠頭に賑わい!クルーズ船2隻寄港

 4月20日(日)8:00、小樽港第3号ふ頭にダイヤモンド・プリンセスの大きな船体が、同日16:00にはバイキング・ビーナスが接岸し、2隻のクルーズ船の寄港に港界隈は賑わった。

 

 ダイヤモンド・プリンセスは全長290.00m・総トン数115,906トン。乗客約2,700名を乗せて函館港から小樽港へ寄港した。

 

 小樽港クルーズターミナル内には観光案内所を開設し、教員3名に引率された小樽双葉高等学校2年生5名と3年生2名が、下船した外国人観光客に対し今シーズン初めての観光案内を実施。カウンターでは、同校生徒が春休み中に折り紙で作った鶴なども希望者に配布。

 

 ターミナル入口で、観光ガイドブックを配布したり道案内を務めた3年の作田さんは、昨年から2回目の参加で、「外国人が沢山で、アメリカ人なのか日本人なのか判断がごちゃごちゃになり、日本語で話すべき人に英語になったりして、今後気を付けたいと思った。今後もできれば参加したい」と話した。

 

 2年生女子2名は、乗船客と一緒に小樽運河や小樽市総合博物館運河館まで付き添ってサポート。小樽おもてなしボランティアの会6名が案内に協力。今シーズン初参加の江頭さんは、タクシー乗り場で行き先案内や市内の銭湯や日帰り温泉について聞かれたという。

 

 同校吹奏楽部の出港イベント演奏は雨と強風のため中止となったが、小樽潮太鼓保存会の打演は行われた。

 

 産業港湾部港湾室の問田さんは、「高校生は英語も堪能でスムーズに案内をしてくれた」と話した。

 

 16:00に寄港したバイキング・ビーナスは、全長228.33m・総トン数47,842トン・乗客定員930名。船から市街地へ繰り出す大勢の乗客の姿が見られ、2隻のクルーズ船を見ようと大勢の見物客も行き交い、港界隈は普段と違う光景に包まれた。

 

 ◎小樽港クルーズ寄港情報(外部)

 ◎関連記事