赤岩町会(北田健二会長)が運営する、おたるまちなか図書館・あかいわ文庫BOOKBOOK(長原麻以代表)では、同町会館で4月19日(土)10:00から入学・進級おめでとう会を開催した。
小樽市立高島小学校の今年度新入学児童6名と児童16名が出席し、保護者や姉弟も参加し大型絵本の読み聞かせやゲームなどで楽しい時間を過ごした。
最初に新入学児の名前を呼んで紹介し、同BOOKBOOKメンバーの山田さんによる大型絵本「たまごにいちゃんぐみ」と、エプロンシアター「おおきなかぶ」の読み聞かせが行われ、子どもたちは物語の世界へ吸い込まれていった。
市役所総務部災害対策室・安藤斉主幹が講師となってクイズを交えた防災教室が開かれ、いつどこで起こるか分からない災害へ準備の大切さを伝えた。
小樽は土砂災害が発生する危険な場所が多く、地震や津波が発生するメカニズムや避難所・防災用品・防災訓練などの大切さ、自分の身は自分で守ることの重要性も伝えられた。
難しい話の後は参加者全員でゲーム「ひっくり返して白・黒つけよう」を行い、子どもたちは黒と白チームに分かれ、夢中になって楽しんでいた。
恒例の匿名希望さんから提供のおやつでバイキングが実施され、好きな菓子を袋いっぱいに詰めていた。
同校3年のあやねさんは、「1年生は可愛い。児童クラブで一緒だった子も参加していた。ゲームをしたり楽しかった」と満足していた。
長原代表は、「高島小学校の地域の子どもたちは元気で、これからもイベントと一緒に楽しんでもらえそう」と次の企画を考えていた。
昨年に続き2回目開催の同会は、季節毎に春は同会と、夏の七夕・秋のハロウィンの3回実施。今後は、小さな集まりで月1回ほどの読み聞かせや会場にプレイルームを設置する予定。本の寄附は随時受付中。
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