花園小子ども交通安全教室 通学路で歩行体験

 小樽市生活安全課、小樽警察署(岡本信洋署長)と小樽市交通安全指導員、小樽郵便局協力のもと、4月9日(水)10:30から、小樽市立花園小学校(花園5・五十嵐宰校長)新入学児童を対象に子ども交通安全教室が実施された。

 

 毎年、新学期がスタートする4月上旬から、子どもの交通事故防止を図るために開かれ、今年度は同校を皮切りに、市内16小学校で巡回指導する。

 

 2025(令和7)年春の全国交通安全運動(4/6~15)の期間中でもあり、新入学(新学期)を迎える子どもや、活動期に入る自転車利用者の事故防止を図るための活動等を推進している。

 

 同署・武田健志交通課長は、「交通ルールをしっかり守り、自分の命はしっかり守ってください」と挨拶。

 

 同局第一集配営業部・豊沢真才人部長は、ハンドサインについて「信号機のない横断歩道の渡り方として、まずは手を上げてほしい。これがハンドサインで、車が止まってから左右を確認して、車の人とも目を合わせ、手を上げてありがとうの気持ちを込めて渡るように」と説明した。

 

 同指導員5名が5班に分かれて先頭となり、児童3〜4名と一緒に学校周辺の通学路を実際に歩き、危険な場所での確認、信号のない横断歩道や歩道のない道路の注意点を聞きながら実践した。停車中の車もエンジン音はするか?、運転手がいるか?を確認したり、車庫のシャッターが開いている場合も注意が必要だとした。

 

 確認しながら1時間ほどかけて歩いて戻った児童は、「横断歩道を渡る時は必ず止まり、車が止まっているのを見てから手を上げて渡る」と話し、他の児童は「手を上げて渡りたい」と話していた。

 

 その後の体育館では、自転車を持ち込み、同指導員が講師を務め、2・3年生53人が参加して自転車教室が開催され、自転車の点検方法やブレーキのかけ方、自転車を乗る時の決まりなどが詳しく説明された。

 

 自転車は車の仲間で、12歳未満は歩道で乗っても良いことになっていて、自転車に乗ってルール違反をすると罰金が科せられると聞いた児童は驚いていた。

 

 ◎小樽市立花園小学校(外部)

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