おたる水族館(祝津3・伊勢伸哉館長)の通常営業が3月15日(土)から始まり、待ちわびた水族館ファンが生き物たちと対面し、楽しい時間を過ごしていた。
海獣公園も同日から開放されたが、あいにくの悪天候で海に隣接している公園には高波が押し寄せ、予定されたとどのじかんやぺんぎんの海まで遠足はプログラムを変更して実施された。
動物のパネルを開くとそのうんこ写真が見られるめくりパネルやうんこあみだくじ、うんこがコンブを美味しくする解説パネルなど、うんこにスポットをあてた特別展「うんこ!」が開催されている。
呼称を「じかん」に変更したいるかのじかんでは毎回テーマを変え、10:00からは餌についての解説があり、大勢の観客が入場し、メスイルカチームのメリー・ロビン・レンカの様子を楽しんだ。
タッチゾーンでは、水槽の中にいるナマコやヒトデ・ウニなどを触ることができ、来場者は、興味深く手を水槽に沈め、生き物の触感を体感していた。
みほちゃん(5)とときや君(3)姉弟と来場した父親は、「今日のオープンを子どもたちも楽しみにしていて、車中泊して待っていた。いるかのじかんは一番前に座り、イルカが近くまで寄ってきて子どもたちは大喜び。ヒトデやウニを触る体験も手を真っ赤にして楽しんでいた」と話していた。
風雪が強まる海獣公園ではも、多くの来場者が集まり次々といきもののじかんが行われ、せいうちやあざらしのじかんの後のトドのダイビングは中止となり、3頭のトドの紹介と給餌の様子が公開された。
16羽のフンボルトペンギンが登場してペンギンの海まで遠足が行われ、よちよち歩く姿を見た観客は大満足し、コースの側の水槽には、昨年仲間入りしたゼニガタアザラシのエムとトトロのくりくりした可愛らしい表情を見ることができた。
◎関連記事