小樽入船六三町会(入船2・山内ミエ子会長)が、公益財団法人大和証券財団2024年度第31回ボランティア活動助成の採択(10万円)を受け、山内会長と寺岡志子女性部長が出席して、3月14日(金)13:30から市役所(花園2)で報告会を行った。
同財団は、地域福祉において誰もがボランティア活動に参加できる環境を整備することを考え、高齢者・障がい児者・子どもへの支援活動の他、社会的意識の高いボランティア活動を実施している5名以上の営利を目的としない団体、1団体あたり上限30万円・総額5,100万円を助成している。
今年度は、入船六三会館を会場に2017(平成29)年度にスタートした、同町会女性部が中心となった「おしゃべりサロン」事業の取り組みが評価された。
同サロンでは、誰もが気軽に集い、生活や健康に役立つ講話や手軽にできる体操・カラオケ・ゲームなどを、当初毎月第3水曜日に実施していたが、現在は、子どもや男性にも参加してほしいと、毎月第4日曜日に変更し、子どもから大人のほかに他町内会員も参加できる交流を図っている。
山内会長は、「ボランティア活動助成の採択を受けたことはとても嬉しく、女性部の皆さんの協力のお陰。これからもできる限り頑張る。楽しいことをやりましょうと人を集めようと声をかけている。ぜひ皆さんもいらしてください」と、参加を呼びかけている。
迫俊哉市長は、「サロンの取り組みが評価され、運営経費の助成を受け有効に使ってもらいたい。六三町会の取り組みは、介護予防教室やスマホ教室など色々なことを先駆的にしている。
小樽の課題は健康寿命を延ばすことで、平均寿命と健康寿命の差をなくしたい。サロンは、体を動かす・食べる・交流の3つを満たし、リーダーシップの下、チームワークも良い」と話した。
助成金の使い道は現在話し合いの最中で、来年の3月までに報告する予定。
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