小樽未来創造高等学校(最上1・松田圭右校長)機械電気システム科3年の工藤さんと千秋さんが、 2025(令和7)年度の市内新入学児童に使ってもらいたいと、交通安全ストラップ500個を製作し、小樽市教育委員会(緑3・中島正人教育長)に寄贈。2月28日(金)13:00から教育長室で贈呈式を行った。(写真提供:小樽教育委員会)
2人は卒業するまでに何かしたいと、昨年市内で発生した小学生児童の交通事故で死亡する痛ましい事故の発生を受け、4月に入学する新1年生に交通安全ストラップ贈ろうと計画した。
工藤さんと千秋さんは、週1回の授業と2月の自宅学習期間も登校し2ヶ月ほどかけて製作。製作する工程を見ていたクラスメイトが手伝ってくれたこともあり、卒業式前日の完成に間に合った。
ストラップは、アクリル板(横1.5㎝×縦5㎝)をレーザー加工機を使ってカットし、反射するシールに同機で交通安全の文字を、裏面には同科製作と入れた。
担当の清水教諭は、「試行錯誤しながら、上手くいかないこともあり大変だったが、クラスの子も手伝ってくれた。新1年生がストラップを付けてくれて悲しい事故が無くなれば良いと思う」と話した。
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