小樽の積雪117cmに! 今シーズン最深積雪を観測

 2月19日(水)未明から降り続ける降雪により、小樽の積雪は15:00現在で117cmとなり、今シーズン最深積雪を観測。平年値よりも18㎝も深い雪となり、市民は早朝から雪かきに追われた。

 

 24時間降雪量も25cm(17:00)で、倶知安では3:00に203cmを記録し、道内一番の積雪となった。

 

 札幌管区気象台によると、上空の寒気と冬型の気圧配置がセットになり、寒気と雪雲が小樽方面に入ったことが要因。

 

 大雪は23日(日)まで続く見込みで、24日(月)は気圧の傾きが緩くなり、冬型の気圧配置が一時途切れ、一連の雪は一旦収まり雪は降るが大雪の心配はなくなる。

 

 積雪117cmを記録した小樽の平年値は99cmで18cm多く、積雪が一番多いのは2月下旬で平年値は100cm。

 

 小樽の降雪量で見ると、今シーズンの降り始めからこれまで377㎝で、小樽の平年値では423cm。9割の降雪量でトータルとしては少ない。

 

 2月下旬にかけて一番雪が深い時期となり、1月に雪が降らなかった日もあり、今年は雪が少ないと思っていた市民も多いが、まだ冬は続き雪との戦いも続く見込み。

 

 ◎2025年2月19日の北海道の日最深積雪深いほうから(アメダス)

 ◎2025年2月19日17時の北海道の24時間降雪量多いほうから(アメダス)

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