小樽潮陵有志の会(越後久治代表)が、おたる政寿司の協力で、小樽雪あかりの路の海外ボランティアの韓国OKOVOと台湾yooohaoの約90名を昼食に招待。
2月10日(月)11:00から48名、12:30から45名の2グループに分かれ、海老・マグロ・サーモン・イクラなど7種類が彩り良く飾られた海鮮丼と、海鮮が苦手な人のための天丼が用意され、政寿司の計らいで人気の鶏の唐揚げ(ザンギ)と吸い物もセットで振舞われた。
同会を代表して小山秀昭さんが会場に訪れ、会食に先立ちセレモニーが開かれた。
小山さんは、「この昼食会は、2004(平成16)年から市内の歯科医師の方々が、海外から雪あかりのために、長い期間に渡りボランティアを担ってくれる皆さんに少しでも感謝の気持ちを伝えたいと始められた。
2023(令和5)年からは、私たち小樽潮陵高校70期生が引き継ぎ、今年で3回目となる。小樽で最も美味しくて有名なおたる政寿司の好意で会を行うことができ、寒い中の作業の癒やしになれば幸い。これから会期末まで風邪などひかないように、小樽の冬を楽しみ、母国に帰って小樽の素晴らしさを伝えていただけたら嬉しい」と挨拶。
小山さんから両チーム代表へ、同会10名の協力で集められた10万円が入った目録が手渡された。
立命館大学4年生で、OKOVO初参加の姜振錫(カン・ジンソク)さんは、日本語が上手でボランティア仲間の通訳も務め、「北海道の海鮮丼は新鮮で有名で、以前、北海道に来た時は時間がなかったので食べられず、今回は海鮮丼を食べることができありがたい。午後からの雪あかりの仕事を頑張りたい」と話した。
大学生でYooohaoの帳心柔(チョウ・シンジュウ)さんは、新潟でワーキングホリデー中に雪あかりに初めて参加し、「海鮮丼はとても美味しい。サーモンが好きなので嬉しい。みんなで頑張ると達成感があり、観光客のために案内したり良い経験になっている」と話した。
滞在中の昼食は、宿泊施設でグループで食事を作ったり購入したりして済ませているため、今日の昼食はご馳走となり、貴重な機会となっている。
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