小樽リトルシニア球団(村上武洋監督)所属の山口颯太選手(14・北陵中2)が、2024(令和6)年12月26日(木)~2025(令和7)年1月2日(木)に台湾嘉義市で開催された、日台会長杯争奪国際親善野球大会の北海道選抜野球チームとして出場し初優勝した。
2月7日(金)16:30から、村上監督をはじめ、日頃から応援している家族と共に市役所(花園2)を訪問し、市長応接室で報告会が行われた。
山口選手は、小学校1年から手宮の野球チームに入部して野球を始め、現在は同球団に所属。北照高校や松ヶ枝中学校で週4回練習し、オタモイや高島の同球団室内練習場で週2回自主トレーニングに励んでいる。
中学生になって173cmと身長も伸び、投手として活躍。最近は139kmの速さも出せるようになった。海外経験は初めだったが、小学生の頃は全国大会2回、ファイターズジュニアで全国大会1回経験している。
村上監督がチームから何人か推薦し、リトルシニア北海道連盟の選考会で、山口選手ら20名が北海道選抜チームに選ばれた。今回の大会で、山口選手はピッチャーとして5試合出場し、これまでの最高成績の3位から、今年初の優勝に導いた。
迫俊哉市長は、「選手に選ばれ、中学生で国際経験ができ市長としても嬉しい。立派に成長しおめでとう。これからも一生懸命に練習して中学校最後のシーズン、次のステップに進んでもらいたい。応援している」とエールを送り、中島正人教育長は「海外での経験は良かった」と話した。
村上監督は、「気持ちも成長し、大人になりチームに良い部分を浸透させてもらえればと思う」と期待した。
山口選手は、「目指す選手は、変化球が安定しストレートも速いダルビッシュ選手。小さい頃からテレビで野球を見ていた頃から野球が好きで、プロ野球選手になりたい。トレーニングでつらいこともあるが、練習すると結果がついてくる。
来年の目標は、夏休みの中学生で一番大きい北海道大会予選会で優勝して、チームみんなで全国大会に行きたい」と話していた。
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