発達した低気圧の影響で、ここ数日降雪が続いている小樽では、2月2日(日)17:00に112cmの積雪深を記録し、道内11番目の積雪の多さとなった。道内で一番の積雪は後志地方の倶知安の158cm。
24時間の降雪では18:00現在で道内2番目に多い23cmとなり、市民らは、毎日の降雪に朝から雪かきを強いられた。
自宅の屋根や車庫・灯油タンク・駐車した車など、どこもかしこも雪に覆われ、少雪と思っていた数日前の期待を一転させた。1年に降る雪の量は決まっているのか、まるで帳尻を合わせるかのように降り続いた。
今シーズンは、11月6日(水)に1cmの雪が積り、7日(木)・8日(金)に2cm、19日(火)は9cm、29日(金)に3cmの積雪となった。
12月に入ると4日(水)に1cmの積雪を観測し、12月24日(火)と31日(火)に43cmとなるが、20cm~30cmの降雪に留まった。
1月に入ってからもまとまった雪が降る日は少なく、17日(金)に12cmの降雪があり、55cmの積雪と1月では一番多くなったが、その後10日間は雪が降らず、少雪と安堵していたのもつかの間、29日(水)からまとまった雪が降り続き、31日(金)に91cmの積雪を観測して平年の84cmを超え、市民を悩ませた。
さらに、2月1日(土)には22cmの降雪で積雪106cmとなり、予報では2日(日)の午前中には収まる見込みだったが、断続的に雪が降り続いていた。
今後も低気圧が近づき、3日(月)の後半は雪が降り、沿岸では吹雪く見込み。
◎2025年2月2日北海道の24時間降雪量多いほうから(アメダス)
◎2025年2月2日の北海道の日最深積雪深いほうから(アメダス)
◎関連記事