小樽市小中学校図工美術展が、1月22日(水)〜26日(日)に市立小樽美術館(色内1)1階多目的・市民ギャラリーで開催され、図工や美術の授業で制作した小中学生の作品が一同に展示されている。
図工や美術の時間で、小学校17校と中学校12校の児童生徒が課題に取り組んだ平面・立体作品をずらりと展示。子どもたちの感性溢れる作品が並び見応えのある作品展となっている。
初日から24日(金)までの3日間で300〜400人が来場。25日は土曜日とあって、朝から出展者の児童生徒を連れた家族連れが訪れ、自分の作品や友だちの作品を鑑賞していた。
小学1年生は朝顔や消防自動車などを画用紙いっぱいに描き、小学2年生はひまわりの作品が目立つ。小学3年生は、大きな木や未来の木・かわいいモチモチの木など、木を題材にした作品が並んだ。
中学生は模様をスタンプしたトートバッグやペーパーナイフ、どれだけ似ているのか気になる自画像作品に多くの中学校が取り組んでいる。
初めて見る作品として、実物の石とそっくりな石を作る摸刻で、何色も混ぜて色を工夫したり黒い半纏をつけるなどそっくりに見せる工夫がされていた。
曲をイメージしたり朝食時や悪夢などを水墨画で表現したり、動きを付けて崖から飛び出すホワイトタイガーや空飛ぶ虎、トナカイやシャチ・イルカも今にも動き出しそうな特徴を表現した紙粘土の動物など。
奥沢小学校3年の山本君は、木とくぎを使って立体作品を制作した「天国と地ごくのおじいさん」を出展し、「自分の作品が展示されて嬉しい。みんなの作品も良くできている。工作の時間は楽しい」と話していた。
担当教諭は、今年は立体作品が多い傾向にあると話し、紙や紙粘土で様々な物を制作し色鮮やかなに仕上げ夢のある作品が多い。
小中学校図工美術展 1月22日(水)〜26日(日)10:00〜17:00
市立小樽美術館(色内1)1階多目的・市民ギャラリー 入場無料
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