小樽市保健所(田中宏之所長)では、12月16日(月)〜22日(日)の第51週、インフルエンザの患者数が、1定点当たり57.6人となり警報レベルに達したと発表した。
50週の患者数114人・1定点あたり22.80人で注意報レべルだったが、51週は288人で2倍に増えた。患者の年齢層は0〜6歳32.3%・7〜14歳41.3%・15歳以上26.4%で、小中学生を中心に発生している。昨年警報レべルに達したのは第46週だった。
新型コロナウイルス感染症の患者数も50週の45人から51週で57人に微増。患者層は0〜6歳12.3%・7〜14歳3.5%・15歳以上84.2%で、高校生から働き盛り世代を中心に発生している。
保健所では、「インフルエンザも流行り、コロナも微増。年末年始を迎えるにあたり、人に会う機会も増えるが、感染防止対策を徹底し、インフルエンザワクチンは発症する可能性を低減させ、発症した場合の重症化防止に有効と報告されているため接種を考えて」と話している。
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