国際スポーツ雪かき選手権実行委員会(松代弘之委員長)は、を森永製菓株式会社の協力を得て、12月8日(日)10:30からウイングベイ小樽(築港11)1階5番街ネイチャーチャンバー済生会ビレッジを会場に、屋内で初の雪かきイベント「雪かっき体験!親子で学ぼう!さあ、今日から君も雪かきマスター!inウイングベイ小樽」を開催した。
同実行委員会の19名と北海道科学大学センサーグローブテクニカルチーム2名、センサーグローブの開発に尽力した同大木村尚仁教授が参加した。
朝から雪に見舞われ、10:30の雪かき体験には参加者がなく中止となったが、通行人に参加を呼びかけ、小樽在住の男性が参加し、学生達も一緒に雪かき・雪あそびクイズに挑戦した。
次に、済生会ウエルネスリハデイサービスライヴリーの松田恭一氏が、参加者に雪かきによる腰痛を防ぐための体の動かし方を伝授。
体を回したりして背骨を伸ばしたり、ボールを持った運動や腰を動かしたり、2人1組で全身を使って背骨や肩甲骨を動かした。
松田氏は、「除雪の時にしゃがむ・背骨を使う動作により、無理に背骨を痛めないよう事前の体操を実施した。いろいろな場所の雪を除くことを想定した」と話した。
実際にスポ雪選手権で採用されているセンサーグローブを装着して、スタッフが制作した雪に見立てた雪もどきをスコップを使い雪かきを体験。
飛び入りで参加した男性は、「センサーグローブを初めてつけて雪かきを体験した。今日、除雪してきたけど同じ感覚だった。このような機会もあまりないのでこのイベントは良かったと思う」と話していた。
雪かき体験をしたスタッフは、「雪もどきの重さもリアルで雪かきしているみたいだった」と話した。
木村教授は、「センサーグローブはほぼ完成形に近く、屋内イベントで一般市民にも体験してもらった。3名の運動量を上手くデータに取り、リアルタイムにパソコンに表示できた。本番の2月の選手権でも活用する」と話した。
札幌学院大学まちおこし研究会・西岡光希代表は、「今回の屋内のイベントは2月のスポ雪の宣伝にもなる。今日はスポ雪に参加できない子ども達たちなどにも雪のことを知ってほしい」と話した。
イベント参加者には、森永製菓のinゼリー1個がプレゼントされ、イオン小樽でinゼリー3個を購入すると、オリジナルカプセルトイに参加できた。
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