ウイングベイ小樽へ行政機能移転 市長定例会見

 小樽市(迫俊哉市長)では、11月29日(金)11:00から市長定例記者会見を開き、ウイングベイ小樽への行政機能の移転、JR小樽築港駅前の新たなバス停の設置などを報告した。

 

 12月2日(月)から、ウイングベイ小樽(築港11)JR小樽築港駅側1番街4階に、保健所とこども未来部こども家庭課(こども家庭センター)が移転し業務を開始する。

 

 受付時間はこれまで同様の8:50~17:20で変更はないが、ウイングベイ小樽(一部店舗を除く)は10:00開店のため入館には注意が必要。

 

 徒歩・バス・JR利用の場合は、2階連絡通路(マリンロード)からエレベーター1(JR小樽築港駅側)を利用。車を利用の場合は、地下駐車場(1番街)から同エレベーターまたは、エレベーター2(ハイテクコート側)を利用。

 

 2025(令和7)年4月には、社会福祉協議会・総合福祉センター・勤労女性センターも同所へ移転予定。

 

 ウエルネスタウン構想など、民間と行政との関係をさらに深めることで、市民の健康維持・子育て環境の充実へと繋がるよう取り組みを進めたいとした。

 

 ◎小樽市保健所・こども家庭課(こども家庭センター)移転のお知らせ(外部)

 

 小樽築港駅の新たなバス停の設置については、2014(平成26)年8月に小樽築港駅前バス停が現在の位置に移設されから、駅からバス停が遠いとの声が寄せられ、鉄道とバスの交通結節点に位置し、よりスムーズな乗換環境が望まれることから、12月1日(日)から市営若竹住宅3号棟前にバス停を新設(増設)。

 

 小樽駅方面行きのみで、新バス停の名称は「小樽築港駅」となり、現在の小樽築港駅バス停の名称を「築港交番」に変更。新設したことで、バス停と築港駅方面との移動距離が100m程度短縮された。

 

 10月に発生した児童死亡の件については、10月の定例記者会見において、捜査の結果、本件に至る原因等が明らかになった時点で記者会見を開く旨の話があったが、本件の容疑者が鑑定留置されたことから全容が明らかになっていないため、記者会見は開催されていない。

 

 市長は、「前回の記者会見以降、拘留延長となり新たな動きは把握していない。前回以降、充分に答えができなかったが、捜査中のため、プライバシーに触れない範囲内で答えることはできるか庁内で話し合いをしてきた。全容が明らかになった時点で改めて記者会見を開催したい」と述べ、記者から確認等の質問が相次いだ。

 

 1年を振り返って、「観光面において、コロナが開けてかなり観光客が戻り、第3号ふ頭が新たに供用されたことで、クルーズ客船が接岸しているので新しい人の動きが中心部で生まれ、経営者の意識も変わり、商店街の皆さんは港まで行ってPRしている。

 

 先日クルーズ船誘致へ行った際、船会社からは『小樽は他の港と違って港と市街地が近接しているメリットがある』と言われ、我々からは小樽の魅力ある食と観光の資源が豊富にあることをPRした。これからもクルーズ船誘致に努めながら、経済の活性化に繋げたい。

 

 観光客が戻り、新しいホテル・新しい観光資源・新しい投資も生れ、選ばれるまちづくりについては少しずつ前進している」と述べた。

 

 ◎R061129小樽市長記者会見記録(外部)

 ◎R061129小樽市長記者会見記録(YouTube)

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