小樽市に新成人1,612名が誕生し、1月10日(月・祝)13:30から、市総合体育館で「平成17年小樽市成人式」が行われた。
今年の新成人は、1984(昭和59)年4月2日から1985(昭和60)年4月1日までに生まれた小樽市民で、男823名、女789名の1,612名が対象者となっている。この数は、昨年より82人少なくなっている。
成人式には、晴れ着で着飾った新成人約1,300名が集まり、会場を華やかに染めた。山田勝麿小樽市長が「皆さんが人々に勇気や希望を分けてあげることの出来る素敵な大人として、それぞれの分野で活躍することを心から念願する」と式辞し、中畑恒雄小樽市議会議長が「選挙を通じ参加する事が認められた、大人として得た大切な権利や義務を考えて果たしていって欲しい。自分と異なるものを認め、共に過ごしていく広い視野もって欲しい」と祝辞を贈った。
これに対し、新成人を代表して、小林由里さんと寺山愛さんの2人が「成人式を迎え、社会の一員としての自覚をもって第一歩を踏み出してゆく。これからの道は平坦なものではないでしょうが、私たちは、希望を持ち一層心身を鍛え、次代を担う成人になることを誓う」と誓いのことばを述べた。
この後、新成人たちは、会場に用意された、もちつきやお茶席に加わったり、久しぶりに出会った友人たちと盛り上がったり、写真撮影に興じたりしていた。