ダンスうんどう塾 余市登小のダンス授業17年

 小樽にあるダンスうんどう塾(小林英夫塾長)は、外見から見えたる部分の真似をする概念ではなく、音楽の聴き方を知って初めて表現でき、ワクワクドキドキ感を高めるため“拍と拍子”と“リズム”を学び、技や身体能力が高まっていくことに気付いてもらいたいと、2007( 平成19)年から余市町立登小学校(名取俊晴校長)でダンス指導を行い、今年で17年となった。

 

 11月16日(土)に開かれる練習成果を見てもらう学芸会で披露される、リズム・ダンス運動の演目発表が12日(火)に最終回を迎え、小林塾長とインストラクターの中村ひとみ・菅尾範子両氏がダンスを指導した。

 

 今年度は9月24日(火)から11月12日(火)までの5・6時間目を活用し、1〜3年生9名・5年生8名の全校児童合計17名が、8回のダンス練習に励んできた。

 

 同塾で使用されている「手をつなGO」を使い、基礎的なリズムを表現に合わせ、足踏みからゆっくり・速く・ミックスするなど、徐々にパターンを増やして踊り、楽しそうに体を動かした。

 

 小林塾長は、「自信があると真っ直ぐ見て踊ることができる。曲に乗ってる、聞いてるのが分かり、自分を表現するのが狙いだった。ダンスを通じて未来に羽ばたいてほしい」と話した。

 

 1年生の山田君は、「楽しい。最初は難しくて追いつけなかったけど追いつけた。本番では一番上手に踊りたい」と話していた。

 

 名取校長は、「子供たちは沢山の地域から集まって来ているため、いろいろな個性が偶然に集まっている。ダンスを通してまとまる・表現力・地域の人々に喜んでもらい応援してもらうなどの効果があり、ダンスうんどう塾さんのお陰。17年続けている学芸会の演目で定着し、塾長たち講師陣も踊る予定で本物のダンスを披露される。器楽合奏の最後には保護者のとび入り参加もある」と、当日を期待していた。

 

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