小樽友の会では、11月6日(水)10:00から小樽友の家(緑2)で、お金と暮らしを一緒に考える「家事家計講習会」を開催し約30名が参加。
1930(昭和5)年に全国友の会が誕生。国内外に181の友の会があり、小樽友の会は現在40〜90歳代の84名の会員が在籍。料理・掃除・洗濯・家計について学び合い活動。同講習会は、ちょっとした生活の工夫を同会会員が講師となり、知恵を分け合い有意義な時間を過ごしている。
家事に関する講義は、人にも地球にも優しい「エコ洗剤」についての話があり、家庭から出る排水で海や川を汚さないための工夫として、蛍光剤が含まれていない石鹸や重曹・クエン酸を活用する方法を伝授された。
環境に優しく電気やガスの節約になる「鍋帽子」の使い方も紹介され、ごはんや鶏手羽元のさっぱり煮などの作り方も説明。このほか、牛乳パックで台所の引き出しをすっきりさせる方法も紹介した。
家計簿の講義には、入会して40年の70歳代会員が、「心も体も元気に暮らしたい〜自然と友の中で」と題し、かけがえのない出会いや同会調理教室で学んだ料理が家族たちにとても喜ばれ、家庭菜園と山菜取りで食卓と経済に恵が与えられたなど、「どう暮らしたいか考える道標とな、社会とつながり心豊かに暮らしたい」と体験談も語られた。
スマホやタブレット・パソコンを使い、短時間で手軽に記帳するだけの「kakei+」も紹介され、参加者は熱心に話を聞いていた。
参加者の1人は、「毎回参加している。どれも興味がある話ばかりで、洗剤の話は、マイクロプラスチックに対して気をつけたいと思い、台所用洗剤の代わりにこちらの石鹸を使用している」と話した。
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