11月4日(月)14:00から、市立小樽美術館(色内1・苫名真館長)開催中の絵画で見る「炭鉄港」三人展に関連して、特別展示室で箏咲楽雅会&アンサンブルSAKURAによるミュージアムコンサートが開催され、絵画作品をバックに、約80名の観客が箏と洋楽器のアンサンブルを鑑賞した。
同会&同アンサンブルを代表する大林朋子氏は、箏奏者で各音楽教室等の講師を務め、小樽・札幌の各福祉施設や学校・町内会・病院等で心温まる演奏会を開いている。
同氏と青木昌代氏で「荒城の月」を演奏。さらに10年以上箏の授業の講師を続けている西陵中学校から下間さん・石森さん・江頭さんの3年生が加わり、「さくら」を演奏し、箏を演奏する子どもたちの姿に大きな拍手が送られた。
また、池坊の大船昭風師範が、箏の演奏に合わせて花をいけるデモンストレーションも披露された。
下間さんは「先生の指導が分かりやすくて楽しい」と話し、石森さんは「初めての経験でいろいろ学ばせてもらい貴重な機会となった」と話し、江頭さんは「この様な機会は、今後の人生でないかもしれないので貴重な体験だった」と話していた。
同アンサンブルメンバーの箏と小野寺順子氏のピアノ・三浦波人氏のカホン・横山利幸氏のベースギターでポピュラー音楽も披露された。
近藤ひとみ氏の鍵盤ハーモニカも加わって「炭鉄港」をテーマに、 Motoki Wakanishi氏が提供したアイアンホース音源とともに「線路の仕事」を山田吉一氏が歌い、観客は、和楽器と洋楽器が奏でる演奏を堪能していた。
◎特別展Ⅲ「絵画で見る炭鉄港 三人展 伊藤光悦・輪島進一・羽山雅愉 」(外部)
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