5年ぶりに小樽ではしご酒 賑やかに復活!

 北海道観光社交事業協会(北観協)小樽支部・はしご酒実行委員会(加賀透修支部長兼実行委員長)主催の第18回はしご酒大会が、10月22日(火)19:00の号砲とともにスタートし、約800人弱の波が花園界隈へ流れ込んだ。

 

 常連店以外の店を知る新規開拓のきっけにしてもらおうと企画し、コロナ禍で中止を余儀なくされて、2019(令和元)年9月18日開催以来、5年ぶりの復活となった。

 

 サンモール一番街特設会場には、受付の18:00前から続々と人が集まり、当日券の販売も含め、事前に購入した引換券をラリーカードを交換する列ができていた。

 

 参加32店舗は、花園界隈のバー・スナック・居酒屋など。4店舗ずつ記載されたラリーカードは8コース用意され、1時間半をかけて4店舗を回り、20:30までにスタート地点に戻るルール。

 

 18:30からおたる潮太鼓保存会の迫力ある打演が披露され、メイビーマスターの名司会も5年ぶりに復活し、会場を盛り上げた。

 

 開会式では、高田寧子副実行委員長の開催宣言に続き、加賀実行委員長が、「今日1日楽しく4軒を回り、店を覚えてこれをきかっけに花園繁華街に光を灯してほしい」と挨拶。

 

 来賓代表の迫俊哉市長は、「5年ぶりに復活。毎年楽しみにしていた。皆さんと一緒に参加できることを嬉しく思う。市民や観光客が花園に足を運び、新しい店・楽しい店を発見し盛り上げてほしい」と挨拶した。

 

 出発前に1万円が3本当たる景気づけの抽選会を開き、19:00の号砲と共に、ラリーカードの記載の店舗に向かうため、花園商店街へ参加者が一斉に歩き出した。

 

 風もなく、この時期としては比較的暖かい気温15℃で、はしご酒日和となり、店を行き来する参加者で賑わった。

 

 従業員3名と参加した市内の経営者は、「はしご酒は初回に参加して今回で3回目。昔はもっと参加者が多かったので寂しい」と話し、従業員の男性は、「これをきっかけに花園に人が戻り、若い人も増えてほしい。いつもと違う店に行ける貴重な機会」と話していた。

 

 20:30頃には参加者が続々とスタート場所に戻り始め、参加賞を受け取り、豪華賞品が用意された大抽選会が行われた。

 

 はしご酒終了後も当日限りの特典を用意している参加店舗も多く、花園界隈は賑わいが続いた。

 

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