4チームで激戦 第6回MURAOKA杯少年野球大会

 10月12日(土)8:30から小樽市立手宮中央小学校( 末広町13)グランドで、株式会社村岡(豊川町17・村岡亘代表取締役社長)主催のMURAOKA杯争奪少年軟式野球親睦大会が開催された。

 

 1試合6回戦で1時間30分とし、1時間20分を超えて新しいイニングには入らない。試合の流れで時間前でも最終回を宣告することがある。

 

 地元小樽から北小樽BEAST(遠山雅之監督)、札幌ブラックタイガース(森圭太監督)、余市沢町野球スポーツ少年団(横浜昌弘監督)、手稲富岡ペアーズ(幸坂克佳監督)の4チームが参加し、トーナメントイニング戦で戦った。

 

 今回で6回目となる同大会は、急激な少子化に伴い野球人口が減る中で、北海道の少年野球の発展に繋げようと開催を続け、試合中、村岡社長が“ナイスプレー”と認めた選手には、その場で活躍をアナウンスし、菓子やジュースがプレゼントされるのも選手の楽しみのひとつになっている。

 

 村岡社長が始球式を行った後、第1試合は北小樽BEASTと札幌ブラックタイガースが対戦。

 

 ブラックタイガースにいきなり先制し、3回表には7点も取りリードを見せたが、3回裏にBEASTも1点を取りエンジン始動し4回表を0点に抑え、4回裏で積極的に攻めたBEASTは6点を加点したが、惜しくも7対8でブラックタイガースが勝利を収め、時間の関係で4回戦で終了。

 

 元気な声かけが絶えないブラックタイガースのキャプテン泉さん(6年)は、「4年生の冬から野球を始め、練習すればするほど結果が出るところが好き。声を出すと必ず勝てる試合がある。みんなの元気が最後まであった。チームワークで目標に向けていつも頑張っている。今日は優勝まで頑張りたい」と話した。

 

 負けてしまったBEASTキャプテンの鎌田さん(6年)は、「負けたしまったけど楽しかった。もう少し試合ができたら勝てたかもしれない。ピッチャーは上手くできたと思う。小学校を卒業したらシニアで頑張る」と話した。

 

 秋晴れの清々しい季節の中、監督やコーチ・選手の声援がグランド周辺に響き、決勝戦終了後には、小樽潮太鼓保存会による太鼓の打演が披露された。

 

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